●あいみょん「君はロックを聴かない」 |
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2022年 07月 31日
サブスクでアンソニー・ムーアの「OUT」というアルバムを検索しようと思って、左手にその本を持って、右手で「あんそにー」と入力しているつもりが誤って、どうやら「あいみ」と打ってしまったようで。 (もしかしたら、「あい」とだけ打ったのかもしれない) サブスクの検索ウインドウには「あいみょん」と表示されてしまった。 「え?あいみょん?」と感じながら「あいみょん」という文字の右側に表示されているおそらく彼女の曲と思われるいくつかの曲のタイトルが目に入って来た。 サブスクから「さあ、あなたはこの中でどの曲を聴く?』と強迫されているようだったが、その中に「君はロックを聴かない」という聞き捨てならないタイトルを発見。 「冗談じゃない。私はロックばかり聴いているし」と大人気なく反応する自分がいた。 老い先短いし、毎日忙しいんだから、そしてProgressive Jamも近づいているんだからそれ以上追求するのは得策ではないのは自明のことなのだが、そこが今や立派な高齢者になっても変わらない性分。 「君はロックを聴かない」の歌詞を調べ、音源まで聞いてしまった。 予想通り、私にまったく無関係、私の感情に何も引き起こさない曲であった。 (ドーナツ盤という歌詞には、「この小娘がドーナツ盤なんて知ってんのか?」と思ったが) DVD「KENSO版・プログレッシヴロックの作り方」に収められた朋友・小口健一氏の発言「音楽が現実の添え物になっている」を思い出した。 まあでも、あいみょん本人だって65歳のロック爺さんが聴くなんて想定外だろうけど。 さて、前述の左手に持った「その本」とは、「カンタベリーロック完全版」である。 5月15日のこのブログでこの本の責任編集者である和久井光司さんと、日本プログレ界における私の兄・難波弘之さんのSpecial Talk Sessionの紹介をしたが、あれよあれよという間に私も飛び入り出演することになった。 お二人の話はどんどんディープな方向へ(飛び入り参加である私が心配する必要はないのだが)進み、「日本のカンタベリーは横浜」説が熱く語られたあたりで、私が「あの~飛び入り参加の立場で誠に僭越ながら、イギリスのカンタベリーに話を戻しませんか」と提案するくらい盛り上がったトークセッションになった。 「カンタベリーロック完全版」これは“買い”である。 このブログを読まれるような方の多くは「カンタベリー」という言葉から、いくつかのバンド名やアルバム名が思い出されるだろうし、なんとなくボーカルはこうで、歪んだオルガンはこうで、、、というイメージも浮かんでくるのではないだろうか。 私ももちろんそのひとりだった。 でも、この本を読んで、「ああ、本当はそうだったのか~」と認識を改めることも多かった。そして、この本によって私のカンタベリーロック観が修正されたり、今まで持っていたイメージがよりしっかりとしたものになった気がする。 何よりカンタベリーロックシーンの立役者たちのそれぞれの人生と人生の交わりが生き生きと感じられるのがよい。 私もこの手の本は多く読んでいるが、さすが和久井光司さんの編集だけのことはある。単なるアルバムレビューの集大成やそれぞれの作品のライナーノーツを寄せ集めたようなものとは一線を画す、しっかりとした芯のある優れた一冊だと思う。 実は、ある部分の記述について「この書き方だと、●△のような誤解を受けるのではないですか」とご指摘申し上げたのだが、和久井さんからは非常に明快かつ納得のゆく回答が返ってきた。すばらしい。 和久井さんの「ビートルズはどこから来たのか」も良書であった。オススメする。 さて、8月13日のライブでは、この本に納められたバンド、アルバムの曲も多く演奏される。 たった一回のリハーサルまであと12日、本番まで二週間。 5月から休診日のたびに多くの時間を「耳コピー」とギター練習に費やしてきた。 その成果を、たった一回のライブにつぎ込む。 私にとっては、おそらく今後の私の人生で数えるほどしかないライブ演奏の機会だ。 悔いのないよう全身全霊をかけて臨む所存だ。 コロナ渦も収る気配がないが、配信も行うので、ぜひ視聴してほしい。 そういえば、アメリカの19歳の若者が「永劫の旅人」をオーダーしてきた。 彼はkensoのCDはほとんど持っており、VHSの「秘匿性心象」まで入手したらしい。 秋になったら、いよいよKENSOも動こうと思っている。
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by kenso1974
| 2022-07-31 11:45
2022年 07月 14日
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by kenso1974
| 2022-07-14 23:50
2022年 05月 15日
今年も永井さん主宰のProgressive Jamに参加することになりました。
昨年もスティーブ・ヒレッジなどカンタベリー系のカヴァーを何曲かやりましたが、今年もその流れは変えられず(笑) さらにマニアックな曲の耳コピー&譜面作成で鍛えられてます。 いやホント、これは良いボケ防止になりますわ。 是非是非、いらしてください! そう言えば、カンタベリー関連の下記のようなイベントがある。 私も行こうかな~~なんて思ってます。 取り急ぎ、業務連絡のみで失礼します。 #
by kenso1974
| 2022-05-15 23:17
2022年 03月 10日
どうもご無沙汰しております。あと一ヶ月で65歳、完全に高齢者の仲間入りする清水です。 老齢年金も、少し前倒しにして既にいただいております。 さて、今日はお知らせです。 私が24歳の時(つまり40年前!)に作り「KENSO SECOND」に収録された「内部への月影」が海外の著名らしいラッパー$not氏(スノットと呼ぶらしい)の新曲に使われました。 PVを下記URLでごらんください。 ご本人強面で、結構えげつない歌詞ですが、昨年秋からの使用許諾に関するやりとりは意外にしっかりしていて(もちろん、間に入った事務所がきちんと仕事したってことでしょうけど)使用料もちゃんと振り込まれてくるようだ。 ありがてえ、kensoの新作のレコーディング資金の足しにしますわ。 あ、もう行かないと! これからレイトショーで「ジギー・スターダスト」見てきますんで。
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by kenso1974
| 2022-03-10 21:16
2021年 10月 24日
KENSOの清水です。 本日は、初期KENSOのドラマー・山本はるきち君からのメッセージをお伝えします。 KENSOファンの皆様、お久しぶりです〜はるきちです。 この度、音楽雑誌「Player」の別冊号に、ボクの記事が載ることになりましたぁ。 渡辺美里さん、小室哲哉さんらのビッグネームに並んで、表紙に名前があります〜。(^^) EPIC SONY の特集で、LOOK のことがメインですが、KENSO のこともお話ししました。 10月26日に発売予定でしたが、直前に延期になり、28日(木)の発売です。 で、関連して・・ KENSO のことが書かれていることで「聞いてみたい」と思う方がいるかもしれないなぁと思い、お知らせする次第です。 ご興味がある方は是非!
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by kenso1974
| 2021-10-24 16:04
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