●慶應義塾大学巽研究会会誌Panic Americanaの編集ミスについて |
私のインタビューが、私の了承した内容でなかったことは前回のブログで
書きました。
日曜にライブが終わり、月曜にパラパラとページをめくってみて
自分のインタビューを読んでいるうちに「あれ??」となった。
詳細は書かないが、要するに私と編集者でやりとりしている中途段階の
ファイルがそのまま使われて(もっと正しく言えば、そのファイルを元に
掲載ページに合わせて文字を減らしていった過程のファイル)しまったのだ。
お買い上げいただいたお客様(学生が持ち込んだ約100部、完売でした。
ありがとうございます)には大変なご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。
編集者に「では、これを最終稿に」と渡したのが8月14日、通常の出版物で
あれば、そのあとゲラ刷り(というのかな?)ができてきて最終チェックを
するのであるが、8月半ばからは私もライブに向けて動き始めていたので、
催促するのを忘れていた(普通は催促しなくても編集者からゲラ刷りが
来るんだけどね)。
以下に編集部からの謝罪文や「インタビュー・ノーカット版」(註)の
閲覧の仕方を掲載します。
また、ライブで売り切れだったために入手できなかった方&
ライブにいらっしゃれなかった方のために、
本誌の入手法も書いてくれています。
後日、私のところにも謝罪しに来るそうなのでその際に、
「お客様に買っていただく商品にはもっと責任を持つように」と
よ~~く叱っておきますので、今回は学生を赦してやってください。
でも、この事件が発覚してからの学生の対応は、編集部全員で知恵を絞った
ようで、とても好ましいものでした。この経験が社会へ出てから役にたつ
こともあるかもしれません。
2006年の「LIVE IN USA」の紙トレー不良品事件は、プロフェッショナルな
制作会社がこちらの指示通り作らなかったというあるまじき失態でしたが、
それとは性格の違うものゆえ、私もこれにて一件落着だと思っています。
では、慶應義塾大学Panic Americana編集部からのメッセージです。
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●訂正とお詫び●
ライブ会場にて小誌Panic Americanaをお買い上げくださった方々ならびに全てのKENSOファンの皆様
今回、12月4日のライブ会場にて、小誌Panic Americana vol.16(清水様の楽曲データその他を記録したデータCD付き)を販売させていただきました。ご来場の皆様のおかげをもちまして、開演前に完売するという有難い結果となり、非常に感謝しております。
しかし、既に清水様からご説明がありました通り、小誌に掲載致しました清水様のインタビュー原稿が、ご本人のチェックを経た最終原稿ではなく、その一段階前の不完全な原稿であったことがわかりました。原稿データを取り違えて編集作業を進めてしまったことが原因です。本来あってはならないはずの間違えを犯し、清水様を始め、ご購入者の皆様、そして関係者の方々に多大なるご迷惑をお掛けし、不快と落胆の念を抱かせてしまったことを、編集部一同深く反省しております。誠に申し訳ございません。
ご購入者の皆様に、正しい原稿をお読みいただけるよう、最終原稿をノーカット版として改めて編集した紙面をPDF化し、アップロードすることに致しました。下記URLのページを開き、“キーワード”と書かれている欄に、お買い上げいただきました小誌12頁の冒頭に書かれている年月日の数字8ケタを入力し、「ダウンロードします」というボタンをクリックしますと、PDFデータをダウンロードしていただくことができます。
http://www1.axfc.net/uploader/Sc/so/299266.pdf
お手数をお掛け致しますが、上記の方法で清水様のインタビュー記事をお楽しみいただけましたら幸いです。
また、小誌Panic Americanaをこれからご購入希望の方に対する対応としましては、これから販売する分の冊子の付録CDRに、従来の内容に加え、最終原稿版の紙面のPDFを収録することに致しました。これからご購入下さる方には、そのCDRをパソコンで開いて清水様のインタビュー記事をお読みいただけましたらと思います。小誌の販売はゼミ公式ページhttp://user.keio.ac.jp/~tatsumi/html/panicame_html/panicame.html にてもお受けしておりますので、ご購入希望の方はこちらのページからお問い合わせください。
最後に、繰り返しになりますが、この度は小誌をご購入いただいたお客様をはじめ多くの方々にご迷惑をお掛け致しましたこと、改めてお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
慶應義塾大学文学部英米文学専攻
巽孝之研究会
Panic Americana編集部一同
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以上、Panic Americanaについてのご報告でした。
上記ページからPanic Americanaをご購入される際には、
「KENSOの清水さんのブログを見て」とか「KENSOファンで」と
書き添えていただくと、きっとより丁寧に対応してくれるはずです(笑)。
もし粗雑な対応をご希望の方は
「KENSO大好き、清水のmcウザイ」と書いておいてください。
さて、12月4日の即売において「A boy in solitude」、
もちろん完売というわけには行きませんでしたが、
ライブ入場者の約三分の二の数が売れました。
本当にありがとうございました。皆様からいただいたお金は次の作品をより
善きものにするため大切に使わせていただきます。
当日の即売を仕切ってくれた元KENSOマネジャーであるMUSIC PLANTの
野崎洋子さんの日記に、皆様への御礼も書かれていますので、ご覧下さい。
あ、あと、ライブの際にお見せした〜きっと前の方の席の方しかご覧に
なれなかったであろう、私の書いた「光田健一♪ピアノびと」販促用
パネルも野崎さんの写真で見れます。でも、健ちゃんファン、怒らないでね。
似ていないことは私だって重々承知なので。
http://themusicplant.blogspot.com/2011/12/blog-post_05.html
(註)このノーカット版には、カットされてしまった「夢野久作ドグラマグラ」
に関する笑えるエピソードが復活していますし、その他面白いです(笑)。
ぜひアクセスして読んでください。
実は、このノーカット版にも今読み返すとオカシな日本語があります。
これは私が「これで最終稿」としてokを出したもので、私の責任です。
しかしながら、
これからまた訂正したりすると他の箇所でエラーが出たりすると困るの
でこのままにしておきます。