●ライブ準備とSPARTA NAKED |
ご心配をおかけしましたが、私 清水_、かなり快調です。
2ヶ月位前までは音楽どころではない体調でしたが、
おかげさまで8月15日のライブに向かって気力も充実し、ほどよい
緊張感が徐々に自分をつつみこんでくる“あの感じ”がもどってきました。
以前にもお知らせしましたが、今年はこの8/ 15クラブチッタでの
ライブ以外にはKENSOのライブはありません。そして来年は
ライブができないと思われます。さらに私自身が60歳までは
どんなに大変でもライブをやろうと決めているので、
そういう意味でもKENSO最後のライブまでカウントダウン状態です。
ここ数年演奏していなかった「SPARTA」の某曲、そしてこれまた
おそらく10年くらい演奏していなかった「KENSO SECOND 」
に収録された某曲といった具合にレアな曲も演奏予定です。
KENSOファンはもちろん、CDは聴いたことあるけどライブにはまだ
参加したこと無い方々、「後悔先に立たず」ですよ。
おやじパワー全開のKENSOライブをぜひ体験してください。
さまざまな演出できっと楽しんでいただけると思います。
KENSOはライブバンドですから!!
さて本日は、その8月15日にライブ会場のみでの
オマケつきで先行発売する「SPARTA NAKED」の進行具合に
ついてレポートします。1989年にキングレコードからリリースした
「SPARTA」のマスターテープをデジタルデータ化し、現代の
最新機器を使ってすべてミキシングしなおす。しかもレアな
ボーナストラックつき。
プロデューサーは私ではなく、光田健一氏!
彼は1990年にKENSOに加入したので、スパルタでは演奏していませんが、
かねてより光田氏が「SPARTA」の曲っていいですよね〜〜と話していたのを
聞き逃さなかった私が彼に白羽の矢をたてました。
光田の視点、光田のスキル、そして光田のハートによって今まさに制作中です。
ほぼ完成した何曲かを聴かせてもらったのですが、
大げさでなく、嬉しくて涙がでそうでした。
そしてものすご〜く楽しかった。
「ファンのみなさんもきっと喜んでくれるよ」
「そうだといいですね。とにかくスパルタは曲が良いですっ!」
などと会話も弾む二人であった。
彼のスタジオの最寄り駅近くのパン屋さんで、光田くんの分も
パンを買っていった私を迎えてくれたもの、、、、、それは
野菜たっぷりの光田健一オリジナルスープでした!
これがおいしいんだ。
失礼、話が横道にそれました。
「SPARTA NAKED」の制作現場のレポート途中でしたね。
音を聴きながらの音楽蘊蓄話がまた面白いんです。
「これ弾いているの佐橋さんですよね、きっと」
「えっ、どうして分かるの?」
「このハーモニーの動きは音大とかでちゃんと
和声法を習った人の動きなんです」
「へ〜〜っ、そうなんだあ」
シンセを弾き始める光田、、、
「ほら、ここをこう動いてゆくと、この倍音が
他の和音とぶつかって音が濁ってしまうんで、
佐橋さんは、それをきちんと避けてアレンジしているんです」
「へえ〜〜さすが佐橋くんだね〜〜」
「ほんと、やっぱりすごいですよね。
KENSOの曲のなかで、その作曲の知識を生かすのがすごい」
、、、、、という訳で、「SPARTA NAKED」
楽しみに待っていてください。
写真は光田スタジオにて。
最近、こうした写真を自分で見ると、
つくづくオヤジになったなあと感じます。
事実、52歳というのは確実にオヤジ、、
もう少し歳をとれば、爺さんと言われてもおかしくない
年齢なんで、ま、仕方ないっす!
ぜひ体験してくださいね〜〜!